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おはようございます。こんにちは。こんばんは。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか? –
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さて、今回のコラムは
【中二階】を掘り下げてみようと思います。
「中二階って何階建てになるの?」
「普通の二階建てと違いが出るところは?」
こんな感じのことをまとめましたので
ぜひ読み進めていただけると嬉しく思います。
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それでは、本題にはいりましょう。
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Check!
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1.中二階とは
2.中二階と建築基準法
3.中二階のメリット
4.中二階のデメリット
5.まとめ
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1.中二階とは
これに関してはお察しのとおり、1階と2階の中間にある階層のことです。
1階・2階以外に「床」をつくること、とも言えます。
「スキップフロア」「1.5階」などの呼び方があり、
土地に高低差がある場合だと「半地下」「0.5階」をつくることも可能です。
中二階の基準については
自治体によって異なるため、設計時に確認は必要ですが
概ね「設置されている床面積の2分の1未満で、天井までの高さが1.4m以下」
であれば床面積には含まれないので、2階建てと特に変わりません。
逆に中二階が床面積に含まれてしまうと、固定資産税が通常の2階建て住宅
よりも高くついてしまうかもしれませんのでご注意を。
2.中二階と建築基準法
建築基準法では、前面道路や日当たり、風通しなどを確保するため
高さ制限(斜線制限)があることはご存じの方も多いと思います。
中二階はそういった制限の中で、より生活面積を広く活用するための
実用性の高い仕様です。
3.中二階のメリット
今までのお話でいくつか出たメリットもありますが
中二階のメリットをご紹介します。
・空間が立体的になる
・壁を使用せず空間を分けられる
・隣地と視線をずらせる
・収納が増える
・キッズスペースとして活用できる
・傾斜地・狭小地との相性がいい等
4.中二階のデメリット
デメリットは以下です。
・中二階分のコストがかかる
・施工業者が限られる
・吹抜けに似た光熱費がかかる
・壁がないので音を遮れない(プライバシーを確保できない)
・部屋を多くつくりたいお家との相性が悪い
・魅力を感じていても実際に住んでみないと相性がわからない
5.まとめ
いかがでしたか?
問題はいかにデメリットを把握しておくか、
そのうえでメリットが上回るかではないかなと思います。
スキップフロアは弊社の得意ごとのひとつ。
花博の住宅展示場にはいつでもご覧いただける中二階がございます。
中二階をご検討の方は是非ご相談ください♪