ホームエレベーター、いくらかかる?後付けは?設置費用のリアル|大阪・堺・北摂の注文住宅/新築一戸建てならスタイルハウス
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ホームエレベーター、いくらかかる?後付けは?設置費用のリアル

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ホームエレベーター、いくらかかる?後付けは?設置費用のリアル

 

【POINT1】ホームエレベーター、いくらくらい?

高齢化が進む中、「将来のためにホームエレベーターを」と

考える家庭が増えています。親の介護、バリアフリー、あるいは

自分たちの“老後の住まい”を見据えた動き。

しかしその一方で、設置にかかるコストや維持の現実は、

思っているよりハードルが高いことをご存じでしょうか。

ホームエレベーターの設置費用は、基本的に300万〜500万円程度

これには本体代だけでなく、設置工事費(50〜60万円)、昇降路の設置、

耐震補強、さらに申請費用などの“諸経費”が含まれます。

とくに既存の住宅に後付けする場合は、スペースの確保や構造補強が

必要になるため、新築時よりも費用がかさむ傾向にあります。

仮に新築段階で組み込むなら、設計に組み込むだけで済み、

比較的スムーズに進行可能。

反対に後付けとなると、解体・補強・再施工と工程が増え、

トータルで400万〜600万円に達することも珍しくありません

 

【POINT2】維持費はいかほど?

 

さらに見落とされがちなのが維持費です。

ホームエレベーターは「設置して終わり」ではありません。

年1回以上の法定点検(約7万円)、保守契約料(数万円)、

電気代(数百円〜)、そして固定資産税の増額(年2〜3万円程度)

定期的に発生します。加えて、油圧式タイプの場合は数年おきの

部品交換(5年ごとに約5万円)も視野に入れる必要があります。

また、法定上の耐用年数は17年。それ以降は安全面や不具合の

リスクが高まり、修理または本体交換が必要になることも。

その費用は設置時と同等か、それ以上になるケースもあります。

とはいえ、将来の階段移動の不安を減らし、

「一生住める家」にするための投資としては価値ある選択肢です。

将来後付けで導入できるように、1階と2階の同じ場所に

収納スペースをつくっておき、そこを将来エレベーターの

設置場所にするといったことも可能です。

もし設置が難しい構造の家であれば、より導入しやすい

階段昇降機(リフト)を代替案として検討するのも一つの方法です。

ホームエレベーターの導入は、“暮らしを上げる設備”であると同時に、

“維持する覚悟”も求められる設備。ライフプランと合わせて、

冷静に、現実的に検討していきましょう。

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