
コラム
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#間取り・プランニングのこと
子ども部屋の将来間仕切りは必要?不要?メリット・デメリット徹底解説と費用対効果

子ども部屋の将来間仕切りは必要?不要?メリット・デメリット徹底解説と費用対効果
家づくりの打合せでよく話題になるのが「子ども部屋の将来間仕切りをどうするか」という問題。
小さいうちは広く使えて便利ですが、成長に合わせてプライバシーを確保するためには間仕切りが必要になるケースもあります。ここでは、メリット・デメリット・費用対効果の視点から詳しく解説します。
1. 間仕切りを設けるメリット
- 成長に合わせたプライバシー確保
小学校高学年〜中学生になると、自分の空間を持ちたいという気持ちが強くなります。将来的に間仕切りをつければ、お互いの生活リズムや勉強・睡眠環境を整えやすくなります。 - 部屋の用途を変えやすい
子どもが独立した後も、書斎や趣味部屋、収納スペースなどに使い分けられるため、間取りの柔軟性が高まります。 - 家の資産価値向上
2部屋として利用できる間取りは、将来売却や賃貸に出す際にも評価されやすくなります。

2. 間仕切りを設けないメリット
- 初期コストを抑えられる
施工時に壁やドアを設けなければ、その分の建築費を節約できます。 - 広々と使える
幼少期は兄弟で一緒に遊ぶ時間が長く、大きな一つの部屋のほうがのびのび使えます。 - 空間にゆとりが生まれる
家全体の間取りにも余裕ができ、採光や通風も確保しやすくなります。

3. 後から間仕切りをつける場合の費用
後付けの間仕切りには、可動式パネルや造作壁、簡易間仕切り家具などの方法があります。
- 可動式パネル:10万〜20万円前後
- 造作壁+ドア設置:20万〜50万円前後
- 家具式パーテーション:数万円〜
ただし後付けの場合は、コンセント位置や照明、エアコンの設置場所などを考慮しなければならず、工事の手間や費用が増えることがあります。

4. 長期的な視点で考えるポイント
- ライフステージに応じた使い方を想定する
子どもの成長だけでなく、巣立った後の活用方法もイメージしましょう。 - 間仕切り前提の配線・窓配置にしておく
後から工事しても使い勝手が落ちないように、最初から計画に組み込んでおくのがおすすめです。 - 将来のメンテナンス性も考慮
固定壁の場合、撤去費用や補修費がかかる可能性があります。

まとめ
子ども部屋の間仕切りは、「今の暮らし」だけでなく「10年後、20年後の暮らし」まで見据えて決めることが大切です。
費用を抑えたい場合は、最初は広い部屋として使い、必要に応じて後付けする方法が現実的。ただし、後から困らないように配線・窓・収納位置をあらかじめ設計に組み込んでおくことが、長期的に見ても使い勝手の良い家づくりのポイントになります。
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