コラム
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#家づくりのこと
【実家の近くに家を買うべき?】近居・遠居、それぞれのメリット
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家づくりや土地探しを始めると、
多くの方が一度は考えるテーマがあります。
それが、
「実家の近くに住んだ方がいいのだろうか?」

という問題です。
住宅購入を検討する際、多くの人は価格や間取り、
通勤時間などに目を向けます。しかしそれと同じくらい
重要なのが「どこで暮らすか」という視点です。
そして、その中でも判断材料に入るのが実家との距離。
親の近くに住む安心感を取るのか。
どちら側の実家なのか、
もしくは基本的には自分たちだけでやっていくのか。
正解がひとつではないテーマといえるでしょう。
だからこそ、家を購入する前に一度
立ち止まって考えてみる価値があります。
今回は「実家の近くに家を買う」という選択について、
メリットとデメリットの両面から考えてみたいと思います。
1. なぜ実家の近くを選ぶ人が多いのか
住宅購入の相談を受けていると、
「できれば実家の近くで探したい」
という声もよく耳にします。
理由はさまざまです。
・子育てを手伝ってもらいたい
・親が高齢になってきた
・土地勘がある
・友人や知人がいる
・慣れた地域で安心して暮らしたい
特に子育て世代にとって、実家の存在はとても大きいものです。
共働き世帯が増えた今、急な発熱や
保育園からの呼び出しに対応するのは簡単ではありません。

そんな時、
「おじいちゃん(父)、おばあちゃん(母)に見てもらえる」
という安心感は想像以上に大きなものです。
また、親世代にとっても子どもが近くに住んでいることは
心強く、孫には頻繁に会える嬉しさも相まって
お互いに良い関係を築きやすいといえるのではないでしょうか。
2. 実家の近くに住むメリット
子育てのサポートを受けやすい
近居の最大のメリットはここでしょう。
子どもが小さいうちは予想外の出来事が頻繁に起こります。
急な発熱や体調不良で保育園からの呼び出しも
珍しくありません。
小さい子どもには信頼できる大人が
つきっきりでいる必要があります。
夫婦とも仕事が忙しい。
そんな時に頼れる存在が近くにいるのは大きな安心です。

特に共働き家庭では、
「実家が近かったから乗り切れた」
という話を聞くことも少なくありません。
親の変化に気付きやすい
若い頃はあまり意識しませんが、親も年齢を重ねていきます。
離れて暮らしていると、久しぶりに会った時に
「こんなに歳を取っていたんだ」と驚くこともあります。

近くに住んでいれば日常的に顔を合わせる機会が増えます。
ちょっとした体調の変化や生活の変化にも気付きやすくなり、
将来的なサポートについても考えやすくなります。
土地勘がある安心感
実家周辺は多くの場合、長年住み慣れた地域です。
・どこに病院があるか
・どこのスーパーが安いか
・どこの道が混むか
そういった情報をすでに持っています。
新しい土地へ引っ越す不安が少ないのも魅力ですよね。
地域コミュニティに入りやすい
親が地域に長く住んでいる場合、
近所付き合いや自治会などの情報も得やすくなります。
これも意外と大きなメリットです。
3. 実家の近くに住むデメリット
一方で、近居が必ずしも良いことばかりとは限りません。
距離が近すぎると気を使う
実家が徒歩数分圏内になると、
お互いに気を使う場面が増えることがあります。
例えば、
「いつ来るかわからない」
「休日の予定を説明しないといけない気がする」
「子どもの教育方針に違いがある」

など。
もちろんご家庭によりますが、距離が近いからこそ
発生するすれ違いや問題もあります。
自立した生活とのバランス
親子関係が良好でも、
近すぎることで依存関係になってしまうケースもあります。
子育てを全面的に頼るようになったり、
逆に親からの期待が大きくなったり。
家族だからこそ、適度な距離感が必要な場合もあります。
土地選びの選択肢が狭くなる
「実家の近く」という条件を優先すると、
本来検討できたはずのエリアを除外することになります。
もしかすると、
・通勤しやすい場所
・子育てしやすい場所
・予算に合う場所
が別のエリアにあるかもしれません。
実家との距離だけで決めてしまわないように、見直してみましょう。
4. 距離よりも大切なこと
ここまで読むと、
「じゃあ近い方がいいの?」
と思うかもしれません。
しかし実は、
重要なのは距離そのものではありません。
もっと大切なのは、
どんな関係性で暮らしたいか。
です。
徒歩5分が正解とは限らない
近居といっても、
徒歩3分と車で20分では大きく違います。
実際には、
「会おうと思えばすぐ会える」
くらいの距離感を好む方も多いです。

お互いに干渉しすぎず、
必要な時は助け合える。
そんな関係が理想かもしれません。
将来を見据えて考える
住宅購入は数十年単位の話です。
今だけではなく、
10年後、20年後も考えておく必要があります。
子どもが成長した時。

親が高齢になった時。
自分たちが定年を迎えた時。
その時にどんな暮らしをしていたいのか。
実家との距離も、その視点で考えることが大切です。
まとめ
実家の近くに家を買うことには、多くのメリットがあります。
子育て。
親のサポート。
安心感。
どれも大きな魅力です。
しかし一方で、
距離が近すぎることによるストレスや、
土地選びの制約が生まれることもあります。
だからこそ、
「実家の近くだから選ぶ」ではなく、
「自分たちの暮らしに合うから選ぶ」
という考え方が大切です。

家は建てることが目的ではありません。
その家で、どんな暮らしをしていくのか。
それを考えた時に、実家との距離がどのくらいが心地良いのか。
ぜひご家族で一度話し合ってみてください。
住宅購入は人生の大きな決断です。
だからこそ、土地や建物だけではなく、家族との距離についても
考えることが、後悔しない家づくりにつながるのかもしれません。
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